献金

献金は、「感謝と献身のしるし」です。
感謝とは、何よりもまず、主イエス・キリストによる救いにあずかったことへの感謝であります。また兄弟姉妹と共に礼拝をささげることをゆるされ、新たな命の糧を頂いたことへの感謝でもあります。神の御子が命を投げ出して与えて下さった救いに対して、私たちがなし得る応答は、自らの身をささげること、「献身」です。
献身とは、おのれのすべてを、人生のすべてを神にささげることであり、それはすなわち神の栄光のために生きるという神への応答です。その感謝と献身ということを、目に見えるかたちで現したものが献金です。
献金感謝の祈祷は、聖餐式のある時は指名された配餐長老が、それ以外の時は、当番者の指名されている者がいたします。献金の趣旨に即し簡潔に、献金の奏楽が終わってから祈ります。
献金には「礼拝献金」、「聖餐感謝献金」、「月定献金」、「特別献金」などがあります。
@「礼拝献金」
毎週の礼拝の中で、救いにあずかり礼拝をささげる恵みに感謝してささげます。礼拝前に、受け付けで各自「礼拝献金」の袋(クリーム色)を受け取り、あらかじめ献金を備えておきます。聖餐のない礼拝においては礼拝当番者が「礼拝献金」を集めてまわります。
聖餐のある礼拝においては配餐長老が「礼拝献金」と「聖餐感謝献金」を集めてまわります。
A「聖餐感謝献金」
聖餐にあずかった恵みに感謝してささげます。原則的にこの献金を外部献金とします。聖餐のある礼拝(毎月・第一日曜日及びクリスマス・イースター・ペンテコステの三大祝祭日)においてささげます。聖餐感謝献金の袋は、受け付けで礼拝献金袋と共に受け取ります。聖餐感謝献金は紫色の袋で、礼拝献金の袋と区別がつくように表記してあります。
B「月定献金」
教会員及び有志の方が、毎月自ら定めてささげられる献金です。教会が予算を組んで計画的に教会形成と伝道を実行していけるように、月定献金がささげられます。礼拝の前に、会計担当長老が会堂後部で集め、礼拝献金と共に、礼拝の中でささげられます。礼拝の前に会計担当長老に手渡せなかった場合は、礼拝の中で礼拝献金とあわせてささげます。
C「特別献金」
特別献金として、〔イースター献金〕〔夏期献金〕〔クリスマス献金〕〔特別感謝献金〕などがあります。〔特別感謝献金〕は、個人的に生活の中で与えられた恵みに感謝してささげるものです。例えば、誕生日・受洗記念日・結婚記念日や入学・卒業、快気、特別に感謝する出来事などについて、「〜感謝献金」と記してささげます。これらは月定献金の袋を用いたり、別に袋を自分で用意してささげます。月定献金と同じように、会計担当長老に渡します。礼拝献金と共に礼拝の中でささげられます。