和室写真

和室

和室には、茶事ができるよう炉が切ってあります。山本牧師の禅についての思いと茶人でもあった会堂設計者の谷口博士の思いが相俟って採り入れられたのです。
献堂初期のころは何度か茶会が催されました。
当教会員であったキャロリン・フランシス姉(ジョン・エド・フランシス宣教師夫人)の案内で米国からの視察団が当教会来訪の際、茶事の接待をしています。

壁には書家上松一條の書「救」が掛けられています。
重松正矩長老(当時)が山本牧師と相談して字を選び、知人で同郷の上松氏に揮毫を依頼し、奉献されたものです。
*上松一條:1924年、松山市生まれ。1951年8月に上京し、昭和三筆の一人手島右卿に師事。日本書道専門学校校長、毎日書道展参与会員、独立書人団副理事長などを歴任。自ら設立した黄田社、日本経団連の書道同好会などで後進を指導。2005年没 享年80